こちらのサイトでは、薬剤師の方々のために、主な医薬品とその作用について最新の情報をご案内します。医薬品のおもな薬効群について、成分の特長や使用上の注意を理解しましょう。一般用医薬品(OTC薬)は主に配合剤であるため、成分の重複に注意が必要です。実際の業務にご活用いただければ幸いです。
管理人(薬剤師)
普通かぜ(インフルエンザを除く)の発熱、のどの痛み、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、咳、たんなどの諸症状を緩和する成分(解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、鎮咳薬、気管支拡張薬、去痰薬、抗コリン薬、生薬、ビタミン、カフェインなど)を配合しています。漢方薬も使われています。
Q:ファミリー用かぜ薬とは?
A:小児の用量が明記されているかぜ薬のことです。
たとえば、散剤なら、8才前後(7〜10才)は、大人の用量の2分の1です。8才くらいから、大人の半分量だとイメージしてください。
一般に、ファミリー用かぜ薬とは、解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェンが配合されています。
中には、補助的にエテンザミドを配合したかぜ薬もあります。エテンザミドは、インフルエンザや水痘が疑われる高熱の小児には、与えてはいけません。
参考になさってください。
<続く>
(管理人:薬剤師)
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