トップページ > 主な医薬品とその作用一覧「かぜ薬17:ファミリー用かぜ薬とは?」

こちらのサイトでは、薬剤師の方々のために、主な医薬品とその作用について最新の情報をご案内します。医薬品のおもな薬効群について、成分の特長や使用上の注意を理解しましょう。一般用医薬品(OTC薬)は主に配合剤であるため、成分の重複に注意が必要です。実際の業務にご活用いただければ幸いです。
管理人(薬剤師)

主な医薬品とその作用一覧
「かぜ薬17:ファミリー用かぜ薬とは?」

普通かぜ(インフルエンザを除く)の発熱、のどの痛み、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、咳、たんなどの諸症状を緩和する成分(解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、鎮咳薬、気管支拡張薬、去痰薬、抗コリン薬、生薬、ビタミン、カフェインなど)を配合しています。漢方薬も使われています。

Q:ファミリー用かぜ薬とは?

A:小児の用量が明記されているかぜ薬のことです。

たとえば、散剤なら、8才前後(7〜10才)は、大人の用量の2分の1です。8才くらいから、大人の半分量だとイメージしてください。

一般に、ファミリー用かぜ薬とは、解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェンが配合されています。

中には、補助的にエテンザミドを配合したかぜ薬もあります。エテンザミドは、インフルエンザや水痘が疑われる高熱の小児には、与えてはいけません。

参考になさってください。

<続く>

(管理人:薬剤師)

なお薬剤師の方々が転職の可能性や転職先情報を調べてみたいと思ったら、薬剤師専門の転職サイトを活用してみてください。

>>>最新の薬剤師転職比較サイトランキングはこちら

目次

トップページ
薬剤師転職サイト比較+口コミ
薬剤師のための、主な医薬品とその作用一覧

口コミを投稿する