トップページ > 主な医薬品とその作用一覧「かぜ薬8:マレイン醸クロルフェニラミンと、クロルフェニラミンマレイン酸塩は同じ?」

こちらのサイトでは、薬剤師の方々のために、主な医薬品とその作用について最新の情報をご案内します。医薬品のおもな薬効群について、成分の特長や使用上の注意を理解しましょう。一般用医薬品(OTC薬)は主に配合剤であるため、成分の重複に注意が必要です。実際の業務にご活用いただければ幸いです。
管理人(薬剤師)

主な医薬品とその作用一覧
「かぜ薬8:マレイン醸クロルフェニラミンと、クロルフェニラミンマレイン酸塩は同じ?」

普通かぜ(インフルエンザを除く)の発熱、のどの痛み、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、咳、たんなどの諸症状を緩和する成分(解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、鎮咳薬、気管支拡張薬、去痰薬、抗コリン薬、生薬、ビタミン、カフェインなど)を配合しています。漢方薬も使われています。

Q:マレイン醸クロルフェニラミンと、クロルフェニラミンマレイン酸塩は同じものですか?

A:同じ成分です。

第15改正日本薬局方から、成分の表記が変わりました。英語の表記「chlorpheniramine maleate」にあわせ、「クロルフェ二ラミンマレイン酸塩」としたのです。

「クロルフェニラミン」は、成分の性質をあらわす部分(活性本体)なので、こちらを先に表記したほうがわかりやすいのです。

まだ、店頭の製品では、新旧の表記が混在しているかもしれません。

成分表記の混在例には、塩酸ジフェンヒドラミンとジフェンヒドラミン塩酸塩、塩酸アンプロキソールとアンプロキソール塩酸塩などがあります。

参考になさってください。

<続く>

(管理人:薬剤師)

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