こちらのサイトでは、薬剤師の方々のために、主な医薬品とその作用について最新の情報をご案内します。医薬品のおもな薬効群について、成分の特長や使用上の注意を理解しましょう。一般用医薬品(OTC薬)は主に配合剤であるため、成分の重複に注意が必要です。実際の業務にご活用いただければ幸いです。
管理人(薬剤師)
普通かぜ(インフルエンザを除く)の発熱、のどの痛み、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、咳、たんなどの諸症状を緩和する成分(解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、鎮咳薬、気管支拡張薬、去痰薬、抗コリン薬、生薬、ビタミン、カフェインなど)を配合しています。漢方薬も使われています。
Q:「してはいけないこと(禁忌)」に「出産予定日12週以内の妊婦」が記載されているOTC薬成分とは?
A:アスピリン、アスピリンアルミニウム、ロキソプロフェンナトリウムのほか、新たに指定されたイブプロフェンです。
アスピリンやアスピリンアルミニウム入りのOTC薬(バファリンA、ケロリン、パイエルアスピリンなど)、ロキソプロフェンナトリウム入りのロキソ二ンSのほか、2012年に新たに記載されたイブブロフェン入りのOTC薬(イブ、ナロンエース、
フェリア、リングルアイピーなど)は、妊娠後期の女性(出産予定日12週以内の妊婦)には禁忌です。
なお、アセトアミノフェンも、胎児の動脈管収縮が報告されていますので注意が必要です。
参考になさってください。
<続く>
(管理人:薬剤師)
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